全国の保健所では、匿名、無料でHIV検査を受けることができます。
検査ではプライバシーを守る為に、受検者同士が顔を合わせないで済むように、受検時間を調整したり、カーテンやパーテーションで部屋を区分けしたりという配慮がされています。
しかし、その一方で、検査日時が限定されていたり、定員が定められていたりする保健所も多いので、受検のタイミングを逃してしまうこともあります。
さらに、保健所の検査は採血と採尿しか行わないので、喉への性病感染については判定することができません。
- 1、匿名、無料で受けられるメリット
- 2、検査の種類や日時などが限定されてしまうデメリット
- 3、喉に違和感がある場合は早急に病院で受診しましょう
1、匿名、無料で受けられるメリット
保健所では、病院とは異なり、匿名、無料で受検することができることがメリットです。
予約段階から結果を受け取るまでの間に、自分の名前や住所などの個人情報を伝える必要は一切ありません。
結果について、即日検査が行われている保健所でしたら、1時間ほど待つだけで結果が出ます。
また、病院では検査を受けるのに1万円ほど費用がかかりますが、保健所では一切料金がかかりません。
経済的に余裕がない方でも安心です。
2、検査の種類や日時などが限定されてしまうデメリット
保健所の中では、クラミジア、淋菌、梅毒などHIIV以外の性病の検査を実施しているところもあります。
しかし、保健所は採血と採尿で検査を行っているため、喉に病気が感染しているのか判定することができません。
また、保健所では毎日検査が行われているわけではありません。
1〜2週間に1回くらいのペースで実施されていることが多く、また、実施内容によっては定員が定められている場合もあります。
そのため、受検のタイミングを逃すと先延ばしになることもあります。
日時や定員などは保健所によって異なりますので、ホームページなどで確認してみてください。
3、喉に違和感がある場合は早急に病院で受診しましょう
全国にある保健所では、HIVなどの性病検査を誰でも匿名、無料で受けることができます。
プライバシーも守られますし、経済的に余裕がない方でも無料なので安心して受けることができるのでオススメです。
しかし、保健所のHIV検査は病院での検査とは違い、喉への感染については検査されません。
また、実施日時も限定されているので、喉に違和感のある方や多忙な方は病院での受診を検討してみてください。
今回は保健所のHIV検査のメリットとデメリットについてまとめさせていただきました。