安くて効果があるとどんどん普及率が高くなっているジェネリック医薬品。テレビコマーシャルをご覧になった方も多いと思います。
しかし、どうやってジェネリック医薬品に切り替えたらいいのか、どれだけお得になるのでしょうか?
- 1、ジェネリック医薬品に切り替えるのは簡単!
- 2、切り替えることで3〜5割以上も薬代が減る!
- 3、ジェネリック医薬品はこれだけお得!
1、ジェネリック医薬品に切り替えるのは簡単!
まず、ジェネリック医薬品とは、新薬の特許が切れてから製造許可を得て発売されるもので、後発医薬品とも言われています。
成分と効果が同じなのに低価格なんです。
新薬からジェネリック医薬品に切り替えたいけど、かかりつけの病院でお願いしにくい方は、あなたが受け取っている処方箋に目を通してみてください。
処方箋に『ジェネリック医薬品への変更不可』という欄にチェックが入っていなければ、薬局で薬を受け取る際にジェネリック医薬品への切り替えを希望するだけでいいんです。『変更不可』の場合はやはり医師に相談する必要があります。
しかし、『変更不可』とされた場合は、”医師が処方箋にその理由を記載しなければならない”という取り決めが新たに加わった為、『変更不可』となっている場合はとても少ないようです。
万が一、医師が切り替えを拒み、あなたが理由に納得できない場合は病院を変えるしかありません。効率病院か医療こうい事に支払われる金額が決められている『包括払い方式(DPC)』を導入している病院でしたら、積極的に後発医薬品を取り入れているはずです。
2、切り替えることで薬代が3〜5割以上減る!
医療医薬品の価格は、薬価制度に基づき、国が定めたものです。後発医薬品は発売当初は新薬の7割の価格で発売され、それ以降は薬価改定に従って変動していきます。薬によっては2割程度で購入できるものもあるので薬代を大幅に節約できるんですね。
3、ジェネリック医薬品はこれだけお得!
【例】高血圧症状の場合
高血圧の症状で1日1回、30日間服用する場合では、新薬だと180円、後発医薬品なら90円となり、5割の金額で購入できます。1か月あたりの節約額は2700円です。
【例】腰痛(腰部脊柱菅狭窄症)の場合
腰痛で1日3回、30日間服用する場合では、新薬だと3,780円、後発新薬なら1,620円で差額は2,160円となります。1か月あたりの節約額は64,800円にもなります。
長期間あるいは多くの薬を服用するのでしたら、薬代が家計に与える影響は非常に大きいと思われます。イギリスやドイツ、アメリカ、フランスなどの主要国では、後発医薬品の普及率が70%と非常に高く、日本もそのようになっていくのかもしれません。
しかし、すべての薬に後発医薬品が存在するわけではありません。あなたが服用している薬にジェネリックがあるようでしたら、ぜひ検討してみる価値がありそうです。
今回は効果や成分が同じなのにお得なジェネリック医薬品についてまとめさせていただきました。