膀胱炎は若い女性がなりやすく、強い下腹部の痛みや血尿、頻尿、発熱などの症状が現れます。
発症したら速やかに病院に行き、治療することが大切です。
膀胱炎は放置すると腎盂炎(じんうえん )になってしまうこともあるので早めの治療が大切です。
- 1、原因はストレスや過度なダイエット、水分不足など
- 2、予防法は規則正しい生活と性器周りを清潔にすること
- 3、治療法は抗菌薬の投与と生活習慣を見直すこと
1、原因はストレスや過度なダイエット、水分不足など
膀胱炎は女性がかかりやすい病気で、5人に1人の割合で発症しています。
膀胱炎になると、下腹部の痛みや排尿時に痛み、発熱、血尿などの症状が現れます。
悪化してしまうと腎盂炎になったり、腎出血を起こしてしまい入院や手術することも起こり得るので早めの治療が必要です。
膀胱炎になる原因は、ストレスや過度なダイエット、過労、身体の冷え、体力の低下、水分不足などが挙げられます。
他にも、トイレを我慢したり、生理中に菌が繁殖したり、不衛生な環境で性行為をすることによって膀胱炎にかかることがあります。
2、予防法は規則正しい生活と性器周りを清潔にすること
女性が膀胱炎にかかりやすい理由は、尿道口に膣や肛門が近いことで、大腸菌などが膀胱に入りやすいためです。
女性の尿道は4cm前後で、男性と比べると短く、細菌が膀胱へ侵入しやすいのです。
膀胱炎を予防するには、規則正しい生活を心がけ、睡眠をしっかりと取り、体調を崩さないようにしましょう。
また、水分を多めに取るようにし、尿道口や性器の周りを清潔に保つように心がけましょう。
3、治療法は抗菌薬の投与と生活習慣を見直すこと
病院で膀胱炎と診断された場合は、抗生物質が処方され、発症の繰り返しを防ぐための生活指導を受けます。
処方される抗生物質は、ニューキロノン系、セフェム系、ペニシリン系の3種類です。
中でもニューキロノン系の『クラビット』という薬は、主な原因菌である大腸菌に特に効力を発揮します。
セフェム系やペニシリン系の薬で短期の治療をしても、膣や腸の中の大腸菌を取りきれない場合があります。
しかし、ニューキロノン系の『クラビット』なら殺菌する効果が高いので、膀胱炎治療に欠かせない薬と言われています。
しかし、これらの薬には、まれに発疹やかゆみ、アレルギー症状を起こすなどの副作用が出ることがあるので、服用方法をしっかりと守ることが大切です。
女性の5人に1人の割合で発症すると言われている膀胱炎。
膀胱炎になることは珍しくなく、悪化してしまうことも多い病気です。症状が出た時にはすぐに病院で診察を受け、『クラビット』など処方された薬を正しく服用してください。
今回は、膀胱炎の予防法と病院でよく処方される抗生物質『クラビット』についてまとめさせていただきました。
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